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by naobossa

【フランス】【ワイン情報】7月中旬時点での2014年の収穫量の予測


7月中旬時点での2014年の収穫量の予測は、2012、2013年を上回る


Un potentiel de production viticole 2014 estime, a la mi-juillet, en hausse par rapport a 2012 et 2013



フランス農水省統計局(SSP)が7月21日付で発表した今年初めての収穫量予測によると、2014年の収穫量は、4,640万hlと予想され、歴史的に少なかった2012年、2013年を上回り、過去5年平均(2009-2013)に近くなると見られる。

2013年に対し10%増、過去5年平均に対し2%増となる。なおこの予想は、あくまでも7月中旬の時点のものであり、今後、変動する可能性がある。

カテゴリー別では、AOPワインが対前年17%増の2,194万hl(過去5年平均に対し4%増)、蒸留酒向けのワインが同8%増の842万hl(5年平均に対し8%増)、IGPが同3%増の1,293万hl(5年平均に対し1%増)、その他(地理的表示のないワインを含む)が同3%減の312万hl(5年平均に対し19%減)と予想される。なお、
IGP向けのワインは、地理的表示のないワインとして販売される可能性もあり、現段階で予測するのは難しい。


2013年は、ぶどうの生育の進みが著しく遅かったが、2014年は例年並みの進み具合である。東部の一部の地方では、過去5年平均に対し、生育の進み具合が早いところもある。7月21日現在、大半の畑で、果房の形成が終了し(果実の大きさが最終的なものとなる)、一部の場所では色づきが始まった。冬と春が暖かかったことが、この生育の早さの要因である。


開花と結実は、全般的に良い天候条件の中で進んだ。花ぶるいは全体的に少なかった。春の終わりが乾燥して暑かったおかげで、ぶどう畑の衛生状態は、昨年にくらべて良かった。ウドンコ病やベト病の発生は少なかった。しかし、夏の初めに繰り返された雷雨のために、一部の産地では灰色カビ病が急激に広がった。この湿気のある状況のため、今後数週間、カビ病の広がりを監視する必要がある。


7月21日現在、雹の被害は、程度の差はあるが、全国で28,000haに及び、その半分近くは、ラングドック・ルーシヨン地方である。この雹と雷雨の被害にもかかわらず、全国合計の収穫量の第一回の見込みは、2009-2013年の5か年平均に近い。


[各地の状況]


(*各地域に続く( )内の数字は、2014年予想収穫量、対前年増減率(%)、過去5年(09-13年)平均に対する増減率(%)の順番です)

▼シャンパーニュ(320万hl、+12%、+21%)


7月中旬の時点で、ぶどう畑の衛生状態はよく保たれている。灰色カビ病に警戒が必要。果房の形成が終了し、ぶどう樹の生育は例年より約1週間早い。

▼ブルゴーニュ・ボージョレー(223万hl、+9%、-2%)


例年より10日早く、果房の形成が終了した。畑の衛生状態は良好。ボージョレーでは、ボトリティス菌が懸念される。最初の収穫量の予測は、コート・ドールとソーヌ・エ・ロワール県を除き、高い。コート・ドールとソーヌ・エ・ロワール県は、6月28日の雹のため、広域で被害を受けた(程度の差はあるが、6,000haが被害を受けた)。

▼アルザス(110万hl、+10%、0%)

畑の衛生状態は保たれている。7月初頭の雨が、春の水不足を補った。

▼サヴォワ(12万hl、+16%、+2%) ジュラ(8万hl、+38%、-5%)


サヴォワは、開花が十分に広がり、過去5年平均に近い収穫量が予測される。
ジュラでは、果房の形成が終了し、収穫量は今のところ、例年に近いと予測される。

▼ロワール(282万hl、+7%、+1%)

どの品種も、7月中旬の時点で、果房の形成が終了した。開花は、良好な天候のおかげで、素早く、一様に広がった。サントル地区では、ベト病に警戒が必要。収穫量の予測は、2013年を7%上回ると予測され、過去5年平均に近い。

▼シャラント(853万hl、+8%、+1%)


6月8日の雹が、程度の差はあるが、開花中の7,500haのコニャックの畑に被害を与えた。しかし、残りの場所の開花は、良好な条件のもとに進んだ。花ぶるいは、あまり見られない。ユニ・ブランは、果房の形成の終了段階に近い。畑の衛生状態は良好だが、ウドンコ病が脅威となり始めている。収穫量の予測は、現在のところ期待が持てる。

▼ボルドー(595万hl、+50%、+7%) 南西地方(356万hl、+36%、+3%)


ボルドーでは、2013年と対照的に、開花が良く広がった。果房の形成の終了と色づきの開始が始まった。畑の衛生状態は良く保たれている。メドックの1,500haが雹の被害を受けたが、収穫量の予測は、とても少なかった2013年に対し50%増と見込まれている。南西部では、雹の被害は、特にミディ・ピレネ地域圏を中心とする局地的なもので、収穫量の予測への影響は少ない。2013年に減少した後、2014年は例年並みに戻る見込みである。

▼ラングドック・ルーシヨン(1,260万hl、-7%、-2%)

春の終わりの時点での土壌の保水量は、場所によりばらつきがあった。ガール県とピレネ・オリエンタル県は例年並みであったが、大産地であるオード県とエロー県は、保水量が大きく不足していた。開花は、すべての品種について、例年通り進んだ。生長サイクルの最初に見られた生育の早さは、この数週間で和らげられた。雹が、程度の差はあるが、オード県の主要部分に被害を与え(12,800ha)、オード県の収穫量の予測が減少している。

▼南東部*)(519万hl、+11%、+2%) コルス(35万hl、0%、+9%)


開花は良好な条件のもとで広がり、花ぶるいも少なかった。夏の初めの悪天候のために、ヴァール県とヴォークルーズ県では、カビ病が広がっている。ボトリティス菌は、北部で見られる。ヴァール県、ブーシュ・デュ・ローヌ県、アルデッシュ県での局地的な雹の被害はあったが、この地方の収穫量は、2013年を上回り、過去5年平均並みとなる見込みである。コルスでは、畑の衛生状態は良く保たれている。花ぶるいが、グルナッシュとメルロに見られた。
*)ローヌ地方とプロヴァンス地方を含む

(Agreste Conjocture,no.1,2014年7月,7/25公開)


フランス食品振興会http://www.franceshoku.com/から抜粋


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by naobossa | 2014-08-04 21:01 | 【ワインVIN】 | Trackback | Comments(0)
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