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フランスでめぐり合う普段着の"食"をほぼ毎日ご紹介しています。

by naobossa

■Beaujolais Nouveauを囲むソワレ-チーズ・デザート-(パリ)


【チーズ】



いい感じでとろけ出ているカマンベール・ド・ノルマンディーcamembert de Normandie・・・

先日、FRANCE5の大変興味深いルポタージュを観た。
AOCを名乗ることを中止した大手カマンベール・ド・ノルマンディーと一所懸命(カマンベール・ド・ノルマンディーcamembert de Normandie)を伝統的な製法を守り続け造っている小さい製造業者(4社)の戦い・・・

実際にTVスタジオに運ばれた2種類のカマンベール・・・

37度以上に加熱せず、ミクロフィルターでろ過しせずlait cru(生乳:搾ったばかりの殺菌していない牛乳)で造られたcamembert de Normandie(AOC)は一目瞭然。食べなくても分かるくらい。画面の向こうから臭ってきそうだった。(笑)

lait pasteurisé(低温殺菌牛乳)、microfiltré(ミクロフィルターでろ過した牛乳)、thermisé(低温保持殺菌牛乳)などを使って造るカマンベールにもAOCを認定するようよう要求している大手2社・・・消費者の安全が第一と訴えているが・・・製造しやすい,コストダウンもかなり大きな理由のようである。日本でめぐり合うカマンベールはかなり日持ちするモノがほとんどだそう。
カマンベールという名称はAOCを名乗らない限り世界中どこでも使用できる訳で・・・中国産、アフリカ産のカマンベールも存在するんだろうなぁ〜

Slow Food s’oppose au camembert AOC pasteurisé !
http://www.la-cuisine-collective.fr/

L'avenir du camembert au lait cru
http://www.lemonde.fr/

Camembert de Normandie
http://fr.wikipedia.org/

『カマンベール・ド・ノルマンディーの大手の造り手であるLactalis社とIsigny
社が、4月1日から一時的にAOCを名乗ることを中止すると発表した、と4月7日
付のフィガロ紙は報じている。
カマンベール・ド・ノルマンディーは、ブリーとともに、フランスで唯一、原
料の生乳を37度以上に温めてはいけない白カビタイプのチーズである。生乳を
使うカマンベールは病原微生物に弱く、これまでにも何回か病原微生物が検出
された。このため食品衛生上の観点から、両社はINAOに対し、カマンベール・
ド・ノルマンディーに37度以上に加熱したものか、ミクロフィルターでろ過し
たミルクの使用もあわせて認めるよう、要望を出していた。しかし3月にINAO
が、現在のAOCの規定を変更しないとの結論を出したため、AOCでの販売をやめ
ることとしたという。なお、両社で、カマンベール・ド・ノルマンディーの販
売量の80%以上を生産している。
(Le Figaro et vous,07/04;Le Monde,14/03;universfromage,15/03)』
引用元:「フランス食品振興会発行メールマガジンhttp://www.franceshoku.com/




カマンベールチーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 


【デザート】
クリがはいったケーキ+ハーゲンダッツのバニラアイス・・・


もう、この段階で、ほとんど次に何を食べたか記憶にない症状が・・・・






【チーズ】カテゴリ 




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by naobossa | 2007-11-20 22:53 | ■食情報 | Trackback