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フランスでめぐり合う普段着の"食"をほぼ毎日ご紹介しています。

by naobossa

ワインのラベル

この1週間、毎日TVニュースでボルドーワインが危機・・・なんて聞かされていたので、またワインの話しを・・・

アメリカやイギリスでのボルドーワインの売り上げが15パーセント近くダウンしていると言うんですが・・・ユーロー強でその分の跳ね返りじゃないの?なんていえるのは・・・ 僕がただの消費者だからでしょうね。

確か1995年ころはフレンチパラドックスなんていわれ、ボルドーワイン急騰、パリのビストロがほとんどボルドーワインを置けなくなるくらいの300パーセント値上がりした時期もあったわけで・・・その間、新世界のワイナリーは切磋琢磨してたわけですよね。

フランスにおける数字として・・・

144000ワイナリーが年間平均5700万hectolitres エクトリットル生産。
輸出額58億ユーロー。
自動車、飛行機、薬品、集積回路の次ぐ5番目の輸出項目となっている。

というわけでワインの輸出低下は国家問題になりいろいろ考察中の中・・ラベル問題がかなり取り上げられていますが・・・以前にも書きましたが・・・セパージが分からない云々で消費者として選びにくいそうなのですが〈特にアメリカ、イギリスにおいて・・)
何でも書けば売れるというものでもないのになぁ~と個人的には思います。同じシャトーだって年代によって味が違うわけだし、消費者が全員ソムリエになることもないし、それよりも毎回の発見として楽しめないのかしらんと思いますが・・・高級モノは専門家がいるわけですから・・・その人達に任せればいいし。ワインを*コーラ的に売るのは全くナンセンスだと思います。ワインは生き物なんですから・・・

*完全品質管理されてどれを飲んでも同じ味・・・世界各国向けにその国の好みに味をあわせて現地で生産的な発想・・・・既にパーカーに気に入られようとワイン作りに励んでいるワインナリー多し・・・。

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*このワイン手ごろな価格で美味しくて・・・ある日久しぶりに買ったら・・裏にはご丁寧に事細かく刻み込まれておりました。こんなの読んだって味変わらないし分からないとおもうんですがねぇ~
by naobossa | 2004-08-02 08:28 | Trackback