■タマゴとBernard Loiseau ・・・
2004年 09月 11日僕がもっとも興味を持っていたフランス料理のシェフBernard Loiseau が52歳の若さでこの世を去った時はショックでした・・・
*2003年2月24日の午後、Saulieuの彼が経営するレストラン"La Côte d'Or"に隣接した自室で銃を使って自ら命を絶ちました。
世間の評判はともかく、彼の話しを聞いていると、本当、フランス料理が大好きになりそうです。ある番組で、自分の子供達に自分のパッションを説明している彼を見て感激しました。いつも、独創的で、エネルギッシュで・・・・残念です。一度でいいから彼の作った料理を食べ、彼と料理の話しがしたかったなぁ~(時間は有ったけど・・・お金がねぇ~)
毎回、インタビューでシェフはどんな料理がお好きですか?と訊かれて、Bernard Loiseauは必ず・・・「僕のおばあちゃんが作ってくれたウフアラコックOeufs à la Coque(半熟卵)!その黄身をムイエットmouillette(細長いパン切れ)に付けて食べる時が最高に幸せだった!!」と答えてました。
こんな現代的なしかも電子レンジでウフアラコックOeufs à la Coqueを作ってしまっては彼には申し訳ありませんが・・・・
ウフアラコックOeufs à la Coqueを食べる時、いつも彼の事を思い出します。
・・・・合掌


*パリ6区サンジェルマン村で紹介しています。
*Oeufs à la Coqueタラマつきのmouilletteで食すOeufs à la Coque
*
