パンケーキ
2004年 12月 08日こういうものを見ると・・・・フランス人の食生活(食感、触感の好み)も変わったなぁ~と思います。
こんな感じで売られてますが・・・・


*年々、過剰包装になりつつあり・・・かなり問題になってます。
一瞬、"ドラ焼き"かと・・・・

*中味はチョコレートでした!
僕がはじめてパリに着いた1975年の春・・・
マクドが確か、パリ市と訴訟問題を起し、全店撤去、郊外にしかありませんでした。マクドの代わりにオーキッチと言うハンバーガー屋が出来その後、イギリス系のウィンピー、バーガーキング、フリー・タイム、クイック、ケンタッキー・・・・現在残っているファースト・フードはマクド、ケンタッキーとクイックのみですが。
ミスター・ドーナッツも昔、サンラザールの駅の近くに1軒だけ見かけたのに・・・あっという間になくなりました。
というわけで、昔から、ハンバーガーの"柔らかい"しかも"もっちり"したパンの感触は知っていたフランス人。それでも一般的に当時は、硬~いもの(ちょっと大げさですが・・・)、バゲット、田舎パン、パサパサの食パン・・・ばかりだったのです・・・
最近はスーパーのパン・コーナー・・・この"柔らかい"しかも"もっちり"食パンやハンバーガー用のパンがあたりまえに並ぶようになり、厚切りトースト・パンまで売られ始めました。
その反面、全く残念としか言えないのですがバゲットが一般的に不味くなり、外側が"ぱりっと"、中味は"ふわっと"の美味しいバゲットを見つけるのがパリでも難しくなりました。(田舎はもっと難しいい・・・バゲットはやはりパリのものという感じがあります。)
*2004年パリのバゲット・コンクール優勝店
パリのうちの近くに"マルシェ・サンジェルマン"という常設屋内市場がありますが(半分がショッピング・モールで"GAP"などのアパレル・メーカー、アイルランド・パブ、ワイン・バーその反対側がコンサート・ホール、残りの部分が市場・・・)、ある日夜中にうちに帰るときのこと・・・
市場の一角に明かりがついていて、東洋人系の人が一生懸命"パン・ケーキ"を焼いているのが見えました。(このお店は道路に面してガラス張りなので・・・)
よーく観察したら・・・なんと"ドラ焼き"を作っているのではありませんか!!早速あくる日に買いに行きました。・・・もう2年位前の話で・・・今はかなり定着しているようです。まぁほとんどが日本レストラン・食品店に卸しているそうですが・・・・