【Oignon de Roscoff】ロスコフの玉ねぎがAOP取得(フランス)
2013年 10月 11日
L'Oignon de Roscoff> obtient l'appellation d'origine protégée (AOP)
「ロスコフの玉ねぎ(L'oignon de Roscoff >)」がAOP(原産地名称保護)を取得した。2013年9月18日のEU官報に掲載された。
ロスコフの玉ねぎは、バラ色~銅色がかったバラ色で、内部はわずかにバラ色がかった白で、縁がバラ色である。直径は30~80ミリで、形状は、細長い球形や平たい球形である。茎が完全に乾燥する前に収穫されるので、うまみが多く、甘い点が他の玉ねぎには見られない特徴である。出荷前に洗浄し、ロスコフの玉ねぎとしての品質と特徴を守るために厳しく選抜する。
ロスコフの玉ねぎは、組みひも状に組まれて販売されていることが多い。上から下にかけて、サイズが大きくなり、一番下が最も大きい。休眠することができ、発芽防止策を取らないでも、自然に保存することができる。
ブルターニュ地方フィニステール県北部の沿岸部 24コミューンで生産される。温暖な海洋性気候と、泥土を含んだ厚い層に覆われた土壌に恵まれ、17世紀から玉ねぎ栽培が行われていた。当初はロスコフの港に寄港する船舶向けに販売されていたが、19世紀には国際的な名声を獲得し、大部分はイギリス向けに輸出された。「ロスコフの玉ねぎ」の栽培技術は今日まで維持・伝承されてきた。
2012年時点で、135軒の栽培農家があり、栽培面積は100ha。
(INAOプレスリリース,9/25)
引用元:
「フランス食品振興会発行メールマガジンhttp://www.sopexa-japon.com/」
【オニオン】L'oignon de Roscoff「ロスコフの玉ねぎ」(AOC)フランス