【フランス】第25回フランスの「味覚の一週間」で初めて、日本の美食をたたえるイベント
2014年 10月 27日25e Semaine du Goût Le Japon et l'umami à l'honneur
今年で25回目を迎えたフランスの「味覚の一週間」で、日本の料理人が小学生に旨味を教えるなど、日本の美食をたたえるイベントが初めて行われた。
「味覚の一週間」は、子供たちにきちんとした食文化を伝えることを目的として、1990年に、ジャーナリストで料理評論家のジャン=リュック・プティルノー氏とパリのシェフたちが開始したもの。期間中は、フランス全土の小学校で、グラン・シェフなどが味覚の講義をするほか、様々な食に関するイベントが各地で行われる。今年は、10月13日~19日までの一週間、開催された。
今年初の試みとして、パリとプロヴァンスの小学校で、日本の出汁を紹介し、旨味を教える講義が行われた。参加したのは、料理研究家の藤野真紀子氏、ミシュラン三ツ星の銀座「小十」の奥田透氏、来年の1月に開催されるボキューズ・ドール国際料理コンクール2015に日本代表として出場する高山英紀氏(メゾン・ド・ジル芦屋)、料理研究家で茶道の家元出身の後藤加寿子氏など。
小学校での講義の他、ホテル・レストラン専門学校学生の前で、料理のデモンストレーションを行ったり、パリの一角で開催された味のマルシェで、日本の味覚を一般の消費者に広く紹介した。
なお、「味覚の一週間」は、日本でも2009年から開催されている。今年は、10月20日~26日まで。
※「味覚の一週間」(フランス)公式サイト:http://www.legout.com/
「味覚の一週間」(日本)公式サイト:http://www.legout.jp
引用元:
「フランス食品振興会発行メールマガジンhttp://www.sopexa-japon.com/」
▼La Semaine du Goût aux couleurs du Japon !
http://www.legout.com/index.php?option=com_content&view=article&id=1108