■変わりつつあるニセジャポ
2006年 05月 28日日本料理屋に比べ、メニューが分かりやすい(大体が写真付き)、入りやすい雰囲気、何と言っても日本人経営のお店よりも安いのでフランス人に人気。
僕はそれほど気になっていなかったのですが(自分でも時々行くので)、『堂々日本の国旗を掲げたニセジャポやフランス人に日本人と思わせて経営しているお店は許せない!!』と言われて、なるほどなるほどと思った次第です。
僕らからしてみれば、明らかに日本人経営ではない事が店の看板(名前や看板のデザインなど)、外に掲げられているメニューを見たら一目瞭然なのですが、最近もウチの彼女の両親が彼らの家の近くの日本料理屋で焼き鳥を食べて美味しかったと聞いて、そのレストランの名前を聞いて『それ、日本料理屋じゃないよ!』と即言ったのですが、彼らは『何故分かるの?』と不思議がるだけです。
パリに住んで、日本人とつき合っていれば、だいたい日本料理屋の噂は入ってくるし、レストランの名前が"ありがとう"”サヨナラ”じゃねぇ〜
そんなニセジャポが変わりつつあります。今まで、焼き鳥・寿司のみだったのが、天ぷら,トンカツ,そば、うどんなどを出すようになったお店が増えつつあるのです。
先日、行く度に日本の情報をかなり真剣に訊ねてくるニセジャポの経営者に久しぶりに合ったら『日本から帰って来たばかりだけど、いろいろ考えているんだよ。魚は仕入れが高いし、ロスが多いからねぇ〜』って。彼が携わっているレストランはすべて上手く行っていて中華街でも一目置かれている存在。何を計画しているんだろう?と気になります。
彼がパリ6区で経営するニセジャポ(この他にも何軒か経営してますが)
彼がパリ13区の中華街で経営する中華料理屋(この店、評判がいいだけあって、美味しいです。)
このお店最近,ムフタール界隈に出来たのですが、お好み焼きが15ユーロ!しかも写真を見る限りでは美味しそうではありません。
中華街(13区)のニセジャポ
こんな感じで、無国籍・多国籍的だったら僕の友達も文句言わないんでしょが・・・
ウチにはいっていた宅配寿司の広告
http://www.planetsushi.fr/eclu.htm
新しいタイプの創作寿司がお目見え。