【NEWS】フランス人に最もよく知られている食品の品質マーク「ラベル・ ルージュ」 Le Label Rouge,
2010年 01月 29日
☆フランス人に最もよく知られている食品の品質マーク「ラベル・ルージュ」Le Label Rouge, label le plus connu des Francais selon une etude
調査会社のOpinionWay社がFedeLIS*)の依頼で行なったラベル・ルージュにつ
いての調査結果がこのほど発表された。ラベル・ルージュは農産物や食品が高品質であることを示す公式の品質保証マーク。調査は昨年11月、インターネットで行なわれ、18歳以上の742名が回答した。これによると、49%のフランス人がラベル・ルージュの製品を定期的に消費していることがわかった。
主な調査結果は以下のとおり:
ラベル・ルージュは食品の品質マークの中で、フランス人に最もよく知られている。60%のフランス人が、すべての食品に関するラベルの中で、ラベル・ルー ジュを自発的に引き合いに出した。その他のラベルでは、有機農産物(AB)が44%、AOCが37%であった。
ラベル・ルージュの製品の消費は増えている
10人中9人は、ラベル・ルージュの製品を消費したことがある。また2人に 1人は定期的に消費している(特に35歳以上)。
3人に2人が示したラベル・ルージュへの高い信頼。
消費者はラベル・ルージュに対し、管理、トレーサビリティ、衛生面での保証などを挙げた。
ラベル・ルージュの製品として容易に挙げられたのは、肉や卵であった。88%の消費者が鶏肉を挙げ、77%がその他の肉、64%がソーセージ類を挙げた。しかし、その他のラベル・ルージュの産品(小麦粉、パン、野菜、調味料など)を挙げられたのは3人に1人に満たなかった。(agrisalon.com、1/20)
*)FedeLIS:Label Rouge(ラベル・ルージュ)、IG(地理的表示)、STG(伝統的特産品保証)の3つの食品の品質ラベルについて各産地の統制委員会をまとめている組織。品質政策の検討や、販売促進などを行なう。